多宝塔(秘仏大日如来坐像)特別開扉に行ってきました@吉田寺(ぽっくり寺)
吉田寺(「きちでんじ」と読みます)は、世界文化遺産の法隆寺と万葉の古歌で有名な紅葉の名所竜田川の中間に位置しています。
創建は古く天智天皇の勅願と伝えられ、本堂西側に天皇の妹君・間人(はひと)内親王を葬るといわれる清水の古墳がある。永延元年(967)に恵心僧都(えしんそうず、源信)が開基しました。
恵心僧都(えしんそうず)が母の臨終に際し、祈願をした衣服を着せかけるとなんの苦しみもなく往生をしたといわれることから「ぽっくり寺」として信仰が篤い古刹です。
本尊は県内最大の阿弥陀如来坐像(像高515cm)で重文。
同じく重文の多宝塔の初層には大日如来坐像が安置されており、普段は秘仏ですが、9月1、2日と11月1~3日の5日間のみ特別公開されます。
駐車場横の参道を進み、山門をくぐると、木魚の音と共に「なむあみだ~」と聞こえてきました。リズム正しく聞こえる木魚のポクポクという音は、なかなか気持ちの良いものです。山門の前には極楽橋という小さな橋があります。橋といっても、一っ跳びできそうなくらい小さなものです。
拝観受付をすませると、「どうぞお参りなさっていってください。」と本堂を案内されました。
本堂に入って、びっくり
座布団と小さな木魚がズラリと並んでいるではありませんか!!
わきで若い僧侶が「なんまいだ~」と唱えておりました。すでに本堂内にいらした何人かの方は、一緒に木魚をポクポク叩いておりました。
自分はそんなことお構いなしに、ご本尊のおおきな阿弥陀様に見入っておりました。
しばらくして銅鑼の音が聞こえたかと思うと、もう一人僧侶が入堂してきて、内陣の阿弥陀様の前に座るではありませんか。
あちゃ~、これから読経が始まるのね。終わるまでどれくらいかかるのかしら?
30分? それても1時間?
読経途中で席を立つわけにはいかないよなぁ。困っちゃったなぁ
正座していたため、足もしびれ始めて、こんな一番前に座るんじゃなかったと後悔です。
とりあえず足を崩したいために、一番後ろの席に移りましたよ。ここなら読経中でも、双眼鏡で阿弥陀様を拝見できるでしょ(^_^;)
で、もしかしたら読経終わったら内陣まで進むことできて、阿弥陀様を間近で拝見できるかもしれない、と勝手に思い込んでいたりしました。
どれくらい経ったのでしょうか?
ようやく読経も終わり、導師様が退堂されたので、やれやれと思っていたら、若い僧侶さんがロウソクの灯りを消し始めました。
あれれれれ~?
内陣まで入ることできないんだ。ちょっとがっかり
もともと本堂は七間四面だったが、現在は五間四面、入母屋向拝付きで、旭降和上が安政六年巳未三月(1859)に再建したものである。
昭和五十五年十月、現本堂の北がに、本尊丈六阿弥陀如来坐像(重文)を安置する防災施設を備えた泰安殿(収蔵庫)が完成した。
本尊の丈六阿弥陀如来像(重文)は、恵心僧都が、境内の栗樹より弥陀丈六の尊像を感得され、一刀三礼、念仏のなかに造られた奈良県下最大の阿弥陀如来坐像です。千体仏の光背を持ち、上品上生印を結ぶ端正無比なる霊仏で、「大和のおおぼとけ」の別名もあります。
脇侍はおらず、丈六の仏様一体だけですが、藤原時代の製作というのに金色の色彩はまだ鮮やかに残っていて、とてもまばゆい仏様です。お堂の中はかなり薄暗かったので、なおさら光って見えました。
奈良県下には類の少ない重文の多宝塔で、心中には「寛政四年六月十三日俗別当立野新賀大観進衆・・・」等の墨書があり、室町時代(1463)の創建。古式を明確に伝える方三間、二層高さ四十尺(約12メートル)の美しい塔である。
各面中央間の蟇股には、梵字が刻まれている。
内部には、恵心僧都の父上・卜部正親公の菩提追善の為と伝えられる大日如来が安置されている。普段は秘仏で拝観できないが、9月1日~2日と11月1日から3日に限り特別開扉される。
知拳印を結ぶ大日如来で、意外と小さかったです。四角い顔が印象的でした。
鐘楼は、智霊和上の建立で袴腰の姿の良い建物。安永三年甲午三月八日(1774)完成。梵鐘は戦時中供出し、現鐘楼は昭和49年9月新鋳したもの。
鐘楼の足元には、何故か色んなサイズの鬼瓦が並んでいます。
門をくぐって、参道の途中に鳥居があり、小さなお社が5つありました。
「吉田寺ホームページ」では触れられていませんし、周りを見渡してみても由緒書きはありませんでした。
これが、間人内親王のお墓かな?
吉田寺の境内は、本堂・多宝塔・鐘楼があるくらいで、それほど大きなお寺ではありません。国道25号線から少し入ったところにありますが、驚くほど静かでした。
参拝の時間もそれほど掛からないと思いますので、法隆寺方面へお出かけの際に立ち寄って、「ぽっくり往生」をお願いしてくるのもいいでしょう。
特に11月1日~3日は、吉田寺の多宝塔も特別開扉してますし、法隆寺の上御堂も特別開扉しますので、普段お目にかかれない秘仏を拝観するひはちょうどいいですね。
また、5分も離れていないところには「龍田神社」もありますので、ぜひ合わせて周ってみてください
社寺データ
清水山 顕光院 吉田寺
住所:〒636-0142 奈良県生駒郡斑鳩町小吉田1-1-23
電話:0745-74-2651
拝観時間:9:00~16:00
拝観料:境内自由、本堂300円
アクセス:JR法隆寺駅より徒歩15分
ホームページ:http://www.kichidenji.com/

法隆寺の鎮守社・龍田神社@奈良県斑鳩町
年に3日だけ会える平安時代の釈迦三尊像@法隆寺.上御堂
創建は古く天智天皇の勅願と伝えられ、本堂西側に天皇の妹君・間人(はひと)内親王を葬るといわれる清水の古墳がある。永延元年(967)に恵心僧都(えしんそうず、源信)が開基しました。
恵心僧都(えしんそうず)が母の臨終に際し、祈願をした衣服を着せかけるとなんの苦しみもなく往生をしたといわれることから「ぽっくり寺」として信仰が篤い古刹です。
本尊は県内最大の阿弥陀如来坐像(像高515cm)で重文。
同じく重文の多宝塔の初層には大日如来坐像が安置されており、普段は秘仏ですが、9月1、2日と11月1~3日の5日間のみ特別公開されます。
本堂に小さな木魚がズラリ
駐車場横の参道を進み、山門をくぐると、木魚の音と共に「なむあみだ~」と聞こえてきました。リズム正しく聞こえる木魚のポクポクという音は、なかなか気持ちの良いものです。山門の前には極楽橋という小さな橋があります。橋といっても、一っ跳びできそうなくらい小さなものです。
拝観受付をすませると、「どうぞお参りなさっていってください。」と本堂を案内されました。
本堂に入って、びっくり
座布団と小さな木魚がズラリと並んでいるではありませんか!!わきで若い僧侶が「なんまいだ~」と唱えておりました。すでに本堂内にいらした何人かの方は、一緒に木魚をポクポク叩いておりました。
自分はそんなことお構いなしに、ご本尊のおおきな阿弥陀様に見入っておりました。
しばらくして銅鑼の音が聞こえたかと思うと、もう一人僧侶が入堂してきて、内陣の阿弥陀様の前に座るではありませんか。
あちゃ~、これから読経が始まるのね。終わるまでどれくらいかかるのかしら?
30分? それても1時間?
読経途中で席を立つわけにはいかないよなぁ。困っちゃったなぁ

正座していたため、足もしびれ始めて、こんな一番前に座るんじゃなかったと後悔です。
とりあえず足を崩したいために、一番後ろの席に移りましたよ。ここなら読経中でも、双眼鏡で阿弥陀様を拝見できるでしょ(^_^;)
で、もしかしたら読経終わったら内陣まで進むことできて、阿弥陀様を間近で拝見できるかもしれない、と勝手に思い込んでいたりしました。
どれくらい経ったのでしょうか?
ようやく読経も終わり、導師様が退堂されたので、やれやれと思っていたら、若い僧侶さんがロウソクの灯りを消し始めました。
あれれれれ~?
内陣まで入ることできないんだ。ちょっとがっかり

大和のおおぼとけ
もともと本堂は七間四面だったが、現在は五間四面、入母屋向拝付きで、旭降和上が安政六年巳未三月(1859)に再建したものである。
昭和五十五年十月、現本堂の北がに、本尊丈六阿弥陀如来坐像(重文)を安置する防災施設を備えた泰安殿(収蔵庫)が完成した。
本尊の丈六阿弥陀如来像(重文)は、恵心僧都が、境内の栗樹より弥陀丈六の尊像を感得され、一刀三礼、念仏のなかに造られた奈良県下最大の阿弥陀如来坐像です。千体仏の光背を持ち、上品上生印を結ぶ端正無比なる霊仏で、「大和のおおぼとけ」の別名もあります。
脇侍はおらず、丈六の仏様一体だけですが、藤原時代の製作というのに金色の色彩はまだ鮮やかに残っていて、とてもまばゆい仏様です。お堂の中はかなり薄暗かったので、なおさら光って見えました。
奈良県では珍しい多宝塔
奈良県下には類の少ない重文の多宝塔で、心中には「寛政四年六月十三日俗別当立野新賀大観進衆・・・」等の墨書があり、室町時代(1463)の創建。古式を明確に伝える方三間、二層高さ四十尺(約12メートル)の美しい塔である。
各面中央間の蟇股には、梵字が刻まれている。
内部には、恵心僧都の父上・卜部正親公の菩提追善の為と伝えられる大日如来が安置されている。普段は秘仏で拝観できないが、9月1日~2日と11月1日から3日に限り特別開扉される。
知拳印を結ぶ大日如来で、意外と小さかったです。四角い顔が印象的でした。
鐘楼
鐘楼は、智霊和上の建立で袴腰の姿の良い建物。安永三年甲午三月八日(1774)完成。梵鐘は戦時中供出し、現鐘楼は昭和49年9月新鋳したもの。
鐘楼の足元には、何故か色んなサイズの鬼瓦が並んでいます。
門をくぐって、参道の途中に鳥居があり、小さなお社が5つありました。
「吉田寺ホームページ」では触れられていませんし、周りを見渡してみても由緒書きはありませんでした。
これが、間人内親王のお墓かな?
吉田寺の境内は、本堂・多宝塔・鐘楼があるくらいで、それほど大きなお寺ではありません。国道25号線から少し入ったところにありますが、驚くほど静かでした。
参拝の時間もそれほど掛からないと思いますので、法隆寺方面へお出かけの際に立ち寄って、「ぽっくり往生」をお願いしてくるのもいいでしょう。
特に11月1日~3日は、吉田寺の多宝塔も特別開扉してますし、法隆寺の上御堂も特別開扉しますので、普段お目にかかれない秘仏を拝観するひはちょうどいいですね。
また、5分も離れていないところには「龍田神社」もありますので、ぜひ合わせて周ってみてください
社寺データ 清水山 顕光院 吉田寺
住所:〒636-0142 奈良県生駒郡斑鳩町小吉田1-1-23
電話:0745-74-2651
拝観時間:9:00~16:00
拝観料:境内自由、本堂300円
アクセス:JR法隆寺駅より徒歩15分
ホームページ:http://www.kichidenji.com/
法隆寺の鎮守社・龍田神社@奈良県斑鳩町
年に3日だけ会える平安時代の釈迦三尊像@法隆寺.上御堂












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